工場で勤務している方、お疲れ様です。
工場で働くと、夜勤シフトがある人も多いと思います。
普通の人が眠る時間に働き、働く時間に眠らなくてはいけない夜勤。
大変ですよね。
夜勤シフトの波にしっかりと乗れていますか?
夜勤初日に、「うまく夜勤シフトに変えれなかったな…。」なんて後悔することはありませんか?
この記事では、夜勤の特に初日の過ごし方に悩んでいる人に向けて夜勤初日の過ごし方を解説します。
もちろん人によって夜勤の過ごし方には差があって、初日の過ごし方も様々ですが、夜勤の生活に悩んでいる方は、一度試す価値のある内容です。
こんなお悩みをお持ちの方におススメの記事です。
- 夜勤の仕事だけど初日の過ごし方がわからない
- 夜勤初日は沢山、寝ているはずなのにあたまがぼーっとしている
- 夜勤初日はいつも体調が悪くなる
少し大げさかもしれませんが、夜勤初日でリズムを掴めれば夜勤週全体がだいぶ楽になります。
夜勤の生活に悩んでいる方は、ぜひ読み進めください。
身体は夜勤シフトに完璧に移行しているのに、それでも「夜勤は眠い!」とお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。夜勤中に出来る眠さ対策についてお伝えしています。
夜勤前日の過ごし方

夜勤前日とは、夜勤で働く前の日のことです。月曜日の夜から夜勤がスタートするのであれば、日曜日のことです。ここからはわかりやすいように、夜勤前日を日曜日として書いていきます。
夜勤が始まるからといって、日曜日から生活リズムを変えようとする人もいますが、あまりこれはおススメ出来ません。
確かに、調整して日曜日からリズムを掴めればいいのですが、多くの人が極端な調整を試みた結果、失敗します。
おまけに、意識して調整しようとするあまり、日曜日を有意義に過ごせない恐れが出てきます。
せっかくの休日を、翌日の夜の仕事を意識するあまり台無しにするのは勿体ないですよね。
では夜勤前日の過ごし方のポイントを見ていきましょう。
夜勤前日の生活サイクル

では夜勤前日の過ごし方のポイントを見ていきましょう。
- 普段通りの時間に朝起きる
- 日中活動する
- 普段通りの時間に眠る
日曜日は当然ながら普段通りの休日の過ごし方をしましょう。
体を休めるのも良し。お出かけしてリフレッシュするのも良しです。
休日から、翌日の夜の仕事に振り回されるのはやめましょう。
せっかくの日曜日、次の日の仕事の事を考えるのはもったいないです。
無理して調整するのではなく、しっかりと心と体をリフレッシュさせることが重要です。
次の日が夜勤でも昼勤でも、普段通りの休日を過ごすよう心がけましょう。
夜勤前日のNG行動

続いては夜勤前日のNG行動をご紹介します。一見すると効率の良さそうなものもあるのでご注意ください。
夜勤前日のNG行動はこちら。
- 土曜日から夜勤シフトに持っていく
- 日曜日に徹夜
- 日曜日に寝だめ
順に見ていきましょう。
土曜日から夜勤シフトに持っていく

このような生活サイクルです。
- 土曜日の夜に徹夜する
- 日曜日の朝に就寝
- 日曜日の夕方起きる
- 日曜日も徹夜
- 月曜日の朝に就寝
- 月曜の夕方起きる
- 初日の夜勤に向かう
睡眠時間も確保できて一見効率が良さそうですが、実際には体も、頭も休めていないことが多いです。
また徹夜が大得意な方は良いのですが、夜勤で悩みを抱えている人の多くは徹夜が苦手です。
調整失敗の可能性が高いので、土曜日から夜勤サイクルにもっていくのはおススメ出来ません。
日曜日に徹夜
- 土曜日は普通に過ごす
- 日曜日も普通に休みを楽しむ
- 日曜日は徹夜して夜通し起きている
- 月曜日の朝に就寝
- 月曜日の夕方起きる
- 初日の夜勤に向かう
日曜日だけ徹夜して、朝方ベッドに入り夕方まで眠る。
このサイクルもおすすめできません。
朝まで無理して起きて、それから眠っても質の悪い睡眠になりがちです。
徹夜で体に負担をかけて、質の悪い睡眠で回復できないまま、仕事に向かうことになります。
基本的に、無理をして徹夜するのはおススメできません。
日曜日に寝だめ
日曜日の夜に寝だめすることもおススメできません。
疲れていて全然起きれなくて、寝ていたのならまだ良いのですが、無理して眠くもないのにベッドに横になっているのは、心身ともにストレスになります。
無理して眠るのは、想像以上にストレスになります。
しかも、「たくさん寝だめしたから次の日全く眠くない!」なんてことは無いので、意味がないです。
夜勤当日の過ごし方

夜勤当日とは、夜勤で働く当日のことです。月曜日の夜から夜勤がスタートするのであれば、月曜日のことです。ここからはわかりやすいように、夜勤当日を月曜日として書いていきます。
実際には、月曜日の夜から仕事なので、月曜日の日中の過ごし方になります。
日曜日を普段通りに過ごして、月曜日の朝起きたら、どのような過ごし方をすればいいのでしょう?
夜勤当日の過ごし方のポイントを見ていきましょう。
夜勤当日の生活サイクル

では夜勤当日の過ごし方のポイントを見ていきましょう。
- 朝は普段通り起きる
- 昼間はゆっくり過ごす
- 午後に仮眠する
普段の日と、同じように朝に起きましょう。
睡眠時間が多いのも、少ないのもおススメできません。
通常通りに起きて、午前中はあまり活発に活動せずにゆっくりと過ごすのがいいです。
仕事に向かう時間から逆算して、午後から夕方に2、3時間程度仮眠をとると、すんなり夜勤に入れます。
長時間眠ろうとしても難しいので、長めのお昼寝といった感じです。
このサイクルが無理なく、失敗も少ない最適解の一つです。
夜勤では通常の夜に眠る時よりも、睡眠環境に気をつかう必要があります。
夜勤でも睡眠の質を下げない寝室環境の造り方が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
夜勤当日のNG行動

夜勤当日もできるだけやらないほう後良い行動が有ります。NG行動を避け、無理のない生活サイクルを心がけましょう。
夜勤当日のNG行動はこちら。
- 仮眠前にベッドでスマホを操作
- 仮眠前にアルコール摂取
- 仮眠前にカフェイン接種
詳しく見ていきましょう。
仮眠前にベッドでスマホを操作

仮眠前にスマホなどで強い光を浴びると、脳が覚醒状態になり、眠りが浅くなります。
TV、パソコンに比べてもスマホは、画面との距離が近く手軽なため脳が覚醒しやすいです。
そのうえ、スマホで動画やゲームをしていると、熱中してきて目も冴えてきます。
ベッドは眠る場所と決めて、できれば寝室にスマホを持ち込まないのが理想です。
仮眠前にアルコール摂取
仮眠前にアルコールを摂取するのも避けたほうがいいです。
寝酒が習慣になっている人は要注意です。
仮眠前にアルコールを飲むと睡眠が浅くなります。
寝つきは良くても、眠りは浅く、眠れても短時間です。
睡眠の質的にも、長さ的にもアルコールは摂取しない方がいいです。
また車で通勤する方は、夜勤当日の昼くらいにアルコールを飲んでしまうと飲酒運転の恐れが有ります。
通勤までの時間が短いので、体にアルコールが残っているからです。
このことからも、仮眠前にアルコールを摂取するのは控えたほうが正解です。
夜勤とお酒の相性について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
仮眠前にカフェイン接種

仮眠前にコーヒー、エナジードリンクなどでカフェインを摂取するのもやめたほうが良いです。
カフェインには覚醒作用と利尿作用があります。
寝つきが悪く、眠りも浅くなりがちなので、カフェインの接種は夜勤当日の朝くらいまでにしたほうが、良い仮眠をできます。
まとめ

夜勤が始まるからと言って、無理に生活リズムを変えたり、夜型に持って行ったりせず、構えすぎずに夜勤初日を迎えるのが良いです。
夜勤前日と夜勤当日の過ごし方と、NG行動をまとめておきます。
夜勤前日は、普段通りの時間に朝起き、日中活動して、普段通りの時間に眠る。
NG行動
- 土曜日から夜勤シフトに持っていく
- 日曜日に徹夜
- 日曜日に寝だめ
夜勤当日は、朝は普段通り起き、昼間はゆっくり過ごして、午後に仮眠する
NG行動
- 仮眠前にベッドでスマホを操作
- 仮眠前にアルコール摂取
- 仮眠前にカフェイン接種
この生活サイクルは、夜勤歴10年以上の私が実際に行っている生活サイクルです。
昼勤から夜勤に変わるときは、生活サイクルを180度変えなくてはいけないので、どうしても初日に完璧に夜勤体質に変えるのは難しいです。
夜勤前日、当日の生活サイクルを自分で調整して、無理なく夜勤に入れることを願っています。
ベストな生活サイクルは個人個人で違いますが、NG行動は大多数の人に当てはまると思います。
質の高い睡眠をとって、元気に夜勤初日に出勤しましょう。
NG行動をせずに自分なりの生活サイクルを掴んでも…。

どうしても夜勤は苦手!
明日から夜勤と考えるだけで嫌になる!
こんな人は夜勤の無い職場への転職も考えましょう。
工場の中にも夜勤が無いところも沢山ありますよ。
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夜勤のメリット、デメリットについてもう1度考え直したい方はこちらの記事もご覧ください。
夜勤に悩む工場勤務の人のヒントになればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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