もう手荒れに悩むの終わりにしませんか？
工場勤務って、手が命。
でもその「手」がガサガサ、パックリ割れて痛い…なんてこと、ありませんか？
私も工具が持てないくらい手が荒れてつらかった時期がありました。
原因は色々。アルコール、洗剤、ムレる軍手、冬の乾燥…毎日が手へのダメージとの戦いなんですよね。
でも大丈夫。
この記事では、そんな手荒れに悩んでいる人向けに、実体験をもとにした「やってよかった対策」をまとめています。
現場で実際に役立った方法を厳選してお伝えするので、きっとヒントになるはずです。
この記事を読めば、「もう痛くて工具が持てない」なんて日々から抜け出せるかもしれません。
手、指の痛みに悩む人はぜひ読み進めください。
工場勤務で手荒れがひどくなる原因とは？
工場で働いてると、ほんとに手荒れしやすいです。まずは、なんで手がボロボロになるのか、原因をしっかり見ていきましょう。
原因は一つでなく、いくつか重なっていることも多いので、自分ごとに置き換えて読んでみてください。
洗剤やアルコール消毒で皮脂が奪われる
作業前後に何度も手を洗ったり、アルコールで除菌したり…。
これって工場で働くうえでは当たり前のことなんだけど、実はこれが手にとっては結構なダメージなんです。
手を清潔に保つために必要な洗浄だけど、そのたびに手の油分（皮脂）がどんどん落ちてしまって、手の表面がカサカサに乾いてしまう。
皮脂は天然の保護膜みたいなもので、これがなくなると肌のバリア機能が弱ってしまって、ちょっとした刺激でもヒリヒリしたり、ひび割れの原因になっちゃうんです。
手洗い・消毒はもちろん大切。
でもそのあとに「保湿ケア」を挟むかどうかで、手荒れの進行は大きく変わってきます。
軍手のムレ・摩擦で肌が荒れやすい
軍手やゴム手袋って、外から見ると地味だけど、実は手荒れの原因としてかなり手ごわい存在なんです。
特に長時間の作業になると、手袋の中がムレムレに。
夏場なんかは汗で中がびっしょりになりますし、冬場でも手袋内に湿気がこもることが多いんです。
この湿気が厄介で、蒸れてる状態が続くと雑菌が繁殖しやすくなり、ちょっとした擦れでも肌が荒れやすくなります。
さらに、汗をかいたままの状態でそのまま作業を続けると、ふやけた皮膚が弱くなって、いつもの摩擦でも刺激が強くなってしまうんです。
それだけじゃありません。工具や部品を握ったり持ち替えたりするたびに、手袋の中で肌がこすれます。
この摩擦が地味に効いてきて、知らず知らずのうちに赤くなったり、かゆみが出たり、最終的に皮むけやひび割れにつながったりします。
特に軍手は、繊維がザラザラしてるタイプも多いので、素手に近い感覚で作業してるときと比べて、皮膚へのダメージは大きくなりがち。
なので、対策としては、汗を吸ってくれるインナー手袋を使ったり、通気性の良いタイプに変えてみることがおすすめです。
自分の肌に合った素材選びをするのも、大事なケアの一つですよ。
冬の乾燥＆ライン作業中の手洗い頻度の高さ
冬って、空気が乾いてるだけじゃなくて、工場の中もヒーターとかでさらに乾燥してるんですよね。
そんな中で、作業前後に何度も手を洗ったり、アルコール消毒したりしてると…もう完全にアウト。
皮膚の水分がどんどん奪われていって、気づいたときには指の節がパックリ割れてたりします。
乾燥した空気は、肌表面から水分を奪っていくので、何もケアしないとどんどんカッサカサに。
手の甲が白っぽく粉ふいてきたり、細かいシワが目立つようになったら、要注意のサインです。
エアコンの風が直接手に当たるポジションで働いてる人なんかは、特に悪化しやすいです。
風が当たるだけで水分が蒸発していくから、仕事中ずっと乾燥攻撃を受けてるようなもの。
できれば風よけを工夫したり、こまめな保湿を心がけるとだいぶ違いますよ。
ちなみに、夏でも手荒れに悩んでる人は多いです。
汗をかくことで手がふやけて、それが原因で皮膚がやわらかくなって傷つきやすくなったり、ムレでかゆみが出たりもします。
季節を問わず「保湿＋清潔」がやっぱり基本です。
実際どうなの？期間工のリアルな手荒れ体験
ここでは、実際に期間工として働いている人たちがどんな風に手荒れと向き合ってきたかをご紹介します。
机上の話じゃなくて、現場でリアルに起きていることだからこそ、「あ、自分も同じかも」って思える部分があるかもしれません。
手が割れて絆創膏だらけになる人も
私も最初の頃は、手が割れて痛くて…。工具を握るだけで「イタタ…」ってなるくらい。毎日絆創膏を何枚も貼って、なんとか乗り切ってました。
実際、手荒れのせいで工具が滑ってケガしそうになったこともあるんで、ほんと甘く見ない方がいいです。
中には、手荒れがひどすぎてインパクトレンチの振動に耐えられず、職場で泣きそうになったって人もいました。
ある30代の仲間は、「朝、軍手をつける時点でもう痛い。帰る頃には手の甲が真っ赤に腫れてる」と話してくれました。
その人は夜にビニール手袋とクリームでパックをして、ようやく少しマシになったそうです。
ひどいと皮膚科通いになることも
仲間の中には、皮膚科に通ってた人もいました。市販のクリームじゃ追いつかなくなって、病院でステロイド入りの薬を処方してもらってました。
塗り薬を毎日塗って、包帯で軽くガードして作業してたことも。
「自分でなんとかしようと我慢してたけど、結局もっと悪化しちゃったから、最初から病院行けばよかった」って話す人、多いんです。
それでも我慢してる人が多い理由
「手荒れくらいで休めないよ」とか「誰にも迷惑かけたくないし」って我慢してる人、多いです。
だけど我慢しすぎると、作業効率も落ちるし、悪化したらもっと困ることになります。
特にライン作業って、自分が遅れると周りにも影響が出るから、どうしても無理しちゃう。
でも、無理した結果としてさらに悪化して、もっと仕事に支障が出たら本末転倒です。
早めに対策すれば、そこまでひどくならずに済むケースがほとんど。無理せずケアしていきましょう。
周りの仲間も、思ってる以上に「わかるよ、それ」って共感してくれるもんですよ。
手荒れを防ぐ・和らげる5つの対策法
ここからは、実際に多くの人が試して効果を実感した「手荒れ対策」を紹介していきます。
何か特別なことをしなきゃいけないわけじゃなくて、どれも日常の中でちょっと意識すればできることばかり。
手が荒れてつらいなと思ったら、まずは一つでも試してみてください。
小さな工夫の積み重ねが、手を守る大きな力になりますよ。
①インナー手袋を使って肌を守る
軍手の下に薄手の綿の手袋を仕込むだけで、汗のムレや摩擦がかなり減ります。個人的には洗って何回も使えるタイプがおすすめ。
抗菌加工がされてるやつとか、シルク素材のちょっと贅沢なのを使うと、さらに肌にやさしくて快適ですよ。
②手洗い後はハンドクリームをすぐ塗る
手を洗ったら、なるべくすぐに保湿！ベタつかない無香料タイプなら、職場でも気にせず使えます。
「アトリックス ハンドジェル」あたりがちょうどいいです。
塗り忘れ防止のためにも、ロッカーとか作業台に1本置いとくと便利です。
③就寝時に保湿ケア（ハンドパック・綿手袋）
寝る前にクリームたっぷり塗って、綿の手袋して寝るだけで翌朝のしっとり感が全然違います。
手がカサカサして寝づらい夜も、ぐっすり眠れるかも。
パックタイプのハンドケアアイテムもいろいろ出てるので、自分に合うものを探してみてください。
④痛みがあるときは絆創膏＋保護クリームで応急処置
手が割れて痛いときは、無理せず絆創膏で保護！ワセリンとか保護クリームを塗ってから貼ると、さらに効果アップ。
作業中も痛みが和らぐし、悪化も防げます。テーピングと合わせて使ってる人もいますよ。
⑤皮膚科の受診も我慢しない
「こんなの病院行くほどでも…」と思いがちですが、悪化する前に行っておいた方が絶対にいいです。
薬もちゃんともらえて、治りも早くなります。
無理して我慢しないことが、結局いちばんラクな方法だったりします。
周りの期間工たちもやっている実践テク
ここでは、現場で働く仲間たちが実際にやっている「ちょっとした工夫」を紹介します。
どれも身近で真似しやすいものばかりなので、「それやってみようかな」と思えるヒントがきっとあるはずです。
「夏でも手袋インナーは欠かせない」派多数
汗かく時期こそインナー手袋が役立ちます。吸汗性があるのでムレにくいし、直接軍手をはめるよりずっと快適。
慣れてる人ほど、こういう工夫をちゃんとしてます。
「ハンドクリームは職場に1本置いておく」
家に忘れても安心なように、職場に1本ストックしておくと便利です。100均のケースに入れておけば、持ち運びにも便利。
トイレ後や休憩中にサッと塗れると、保湿の習慣が身につきやすいです。
工場勤務は手荒れだけでなく、手も汚れがち。
爪の間の汚れに悩む人はこちらの記事もご覧ください。
まとめ：手荒れ対策は「仕事のパフォーマンス維持」にもつながる
手荒れって、軽く見られがちだけど、実際には仕事のしやすさや自分の気持ちにも大きく影響する問題です。ここでもう一度、ポイントを整理しておきましょう。
- 手荒れが悪化すると、作業の効率や集中力が下がることがある。
- 軽いうちにケアすることで、重症化を防げる。
- インナー手袋やハンドクリームなど、簡単な対策でも十分効果がある。
- 症状がひどい場合は、無理せず皮膚科に相談するのがベスト。
- 周囲の人も意外と同じ悩みを抱えているので、一人で抱え込まなくてOK。
「手が痛いのは気のせいかな」とスルーせず、小さなサインを見逃さないことが大事です。
自分の手を守るのは、自分だけ。無理なくできることから、少しずつ取り入れていきましょうね。
「手荒れなんて、たいしたことない」と思っている人も多いかもしれません。
でも実際には、それが原因でモチベーションが下がったり、通院や欠勤にまで発展してしまうことも。
だからこそ、自分の手にもっと優しくしてあげてください。手は毎日、あなたのために働いてくれてます。その手を大事にすることは、自分を大切にすることにもつながります。
今できることから、少しずつで大丈夫。一緒に、自分の手を守っていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
実は「手荒れ」と並んで多いのが「指や手首の痛み」。 以下の記事では、期間工が悩みやすい手のケガについてもまとめています。
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