「高卒で工場勤務って、底辺なんじゃないの?」って思われがち。
でも、実際に現場で働いてる立場から言わせてもらうと、それはかなりの誤解です。
早く自立したくて工場に入った人もいれば、手に職をつけたいって思って選んだ人もいます。
中には、大卒より稼いでる人だってたくさんいるんですよ。
今の工場って昔のイメージとは違って、ちゃんとキャリアアップもできるし、安定もしてる。だから、「底辺」って決めつけられるのは、ちょっと悔しいんです。
この記事では、そんな誤解をひとつひとつほどいていきます。現役ライン工としてのリアルな声、ぜひ聞いていってください!
自立したくて選んだ工場という道
正直、高校のときって「とにかく早く自立したい!」って思ってたんですよね。大学に進学するお金の余裕もなかったし、とにかく早く働いて生活を安定させたかった。
そこで目をつけたのが工場勤務。
正社員として雇ってもらえて、給料も安定してるし、ボーナスもある。これって自分にとってはめちゃくちゃ現実的でありがたい選択だったんです。
実際に働いてみたら、毎月ちゃんと給料入るし、年2回のボーナスもあるし、実家に仕送りもできる。気づけば、同年代の大学生より堅実な生活してたかもしれません。
高卒工場勤務が底辺と言われる理由

・学歴で人を判断する社会の目がまだ根強い
・「高卒=ブルーカラー=負け組」みたいな古い価値観が残ってる
・ネットで見かける偏ったネガティブな投稿やコメント
・「やりたいことが見つからなくて仕方なく入った」って勝手な想像
たしかに、そう思われても仕方ない部分もあるかもしれません。
けど、それって工場のリアルを知らない人が、外から見た印象で決めつけてるだけなんですよね。
僕たちからすると、仕事って生活を安定させる手段だし、工場勤務ってめちゃくちゃ堅実な選択肢なんです。
ちゃんと安定した収入があって、社会保険も完備。真面目に続けてればキャリアアップもできる。
世間のイメージと、現場の実情にはけっこうギャップがあるなって、働いてて感じることは多いです。
工場勤務から広がる!高卒からでも描けるキャリアアップの道
工場って、一生ライン作業だけしてるイメージ、ありますよね。でも実際はそんなことありません。
例えば、ラインで経験を積んだあと、リーダーや主任としてチームをまとめる立場になる人もいるし、品質管理の仕事に移る人もいます。
中には、技術系の部署に異動して、設計や改善業務に関わるようになった人も。
うちの会社もそうですが、最近は「資格取得支援制度」が充実してるところが多いんです。費用を補助してくれたり、勤務時間内に研修を受けさせてくれたり。
やる気さえあれば、成長できるルートはたくさん用意されてます。実際、僕の同期にも、班長から係長、課長補佐までステップアップした人がいます。
「高卒だと出世は難しい」と思ってる人がいるかもしれませんが、そんなことはない。ちゃんと努力してる人は、評価されて上に行ける環境があるんです。
出世も転職も有利に!高卒工場マンが持っておきたいスキルと資格

工場勤務でも「資格を持ってるかどうか」で評価が大きく変わることがあります。昇進のチャンスが広がったり、異動で希望の部署に行けたり、転職活動で武器になったりと、いいことずくめです。
とくに、以下のような資格は現場でも重宝されるので、ぜひチェックしてみてください。
【とっておくと便利な資格一覧】
- フォークリフト運転技能講習修了証(ほぼ全ての現場で使える)
- 床上操作式クレーン運転技能講習(大型部品を扱う現場で重宝)
- 玉掛け技能講習(クレーンとのセットで持っておくと強い)
- 危険物取扱者(主に化学系工場や塗装部署などで評価されやすい)
- 品質管理検定(QC検定)(品質管理部門やステップアップを狙う人向け)
- Excel・Wordなどの基本PCスキル(事務職や管理業務に有利)
これらの資格は、働きながらでも取得できるし、会社がサポートしてくれるケースも多いです。
少しずつでもいいので、自分の武器を増やしていくと将来がラクになりますよ。
こういうのって、持ってるだけで部署異動や昇進に有利になるし、転職する場合でも評価されやすいんです。
ネガティブな声に負けるな!工場勤務に誇りを持つコツ
SNSとかで「工場=負け組」みたいな意見を見て、落ち込んじゃう人もいると思います。でも、それって発信してる側の主観でしかないですよ。
実際には、真面目にコツコツ働いている人がたくさんいるし、生活をしっかり支えてる立派な仕事です。
じゃあ、どうすればネガティブな声に振り回されず、自信を持って働けるか。ポイントをまとめてみました。
【工場勤務に誇りを持つためのポイント】
- 周囲と比べすぎない(自分のペースでOK)
- 誰のために働いてるかを意識する(家族、自分の将来など)
- 小さな成長に気づく(昨日より作業が早くできた、指摘が減ったなど)
- 社内や現場の仲間とのつながりを大切にする
- 自分の仕事が誰かの役に立っていると実感する
どんな仕事にも誇りは持てるし、持っていいんです。世間の声より、自分の気持ちを大事にしていきましょう。
高卒工場勤務は底辺?まとめ

確かに、学歴だけを見て判断されることもある。でも、実際に工場で働いてみると、そこにはちゃんと生活があって、やりがいもあるんです。
「高卒で工場=底辺」なんて考えは、現場のリアルを知らない人の言葉。この記事が、少しでもその誤解をほぐすきっかけになれば嬉しいです。
そして、もしこの記事を読んで「ちょっと工場の仕事もアリかも」と思ったなら、まずは期間工として働いてみるのもおすすめです。
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下記に期間工の疑問についての記事もまとめておきました。
気になる方はチェックしてみてください。
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実体験をもとに、期間工のリアルを徹底解説!応募前に知っておきたいポイントをまとめました。
「実際の1日ってどうなの?」という疑問に、早番・遅番の違いや作業内容を含めて詳しく紹介。
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工場勤務を考えているあなたの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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