クロスレンチ・スパーダが車載工具におすすめの理由

メンテ

クルマに乗っている皆さん。

おと
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タイヤ交換、ご自分でされていますか?

タイヤ交換はお店任せですか?

それでも十分だと思います。

…が、もしもの時は大丈夫ですか?

車載工具でタイヤ外せますか?

今回は主にクルマのホイールを純正から社外品に交換した人に向けて、もしもの時の備えのお話をさせてもらいます。

合わせて、もしもの時に困らない、その上、クルマに積んでも邪魔にならない便利なレンチもご紹介させてもらいます。

結論から言いますと、社外品のホイールは車載工具でホイールナットが回せないことが多いです。

そして車載工具に絶対おススメなクロスレンチは…

おと
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KDRスパーダです!

社外品ホイールに交換している人は、この記事を読んで急なパンクなどの、もしもの時の備えをしておきましょう。

タイヤ交換しようとしたらレンチが入らない!?

ホイールナットのサイズを変えた覚えがないのに、なぜレンチが入らないのでしょう?

それは社外品のホイールのデザインによるところが大きいです。

社外品のホイールは純正ホイールに比べて、デザインも性能も凝っていることが多いです。

ホイールメーカーが本気で造っているんですから当然ですよね。

この凝っているデザインによって、ホイールのナットホールが狭くなり、レンチが入らなくなることが有ります。

こちらレイズのHOMURAというホイールですが、ナットホールが狭く、車載工具の純正のレンチではナットを回すことが出来ません。

純正のレンチは通常の厚みの外形で、この社外品のホイールを外すには薄口タイプの外形のレンチが必要になってきます。

薄口タイプのレンチなら普通に回ります。

クルマのホイールを社外品に変えている人は一度、車載工具のレンチでナットが回せるか確認してみてください。

もしも車載工具のレンチでナットが回せない場合は、車載工具と別にもう1本レンチをクルマに積んでおく必要が有ります。

積んでおく、レンチのタイプは薄口タイプです。

おと
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薄口タイプって何ですのん?

薄口タイプのレンチは通常のものよりも、レンチ先端の厚みが薄く、外形が小さい物です。

市販されている物で「薄口17」等、サイズの前に「薄口」と書いてあるものが薄口になります。

上は、私がタイヤ交換の際に使っている物なんですが、1か所以外は全て「薄口」タイプです。

回しやすく、使い勝手がいいので家でタイヤを交換する時は主にこちらを使っています。

薄口タイプのレンチをつかえば問題なくナットを回すことが出来ます。

タイヤ交換はお店でやる方も、もしもの時にタイヤが外せないのは困るので、自分のクルマのホイールをきちんと外せるレンチを積んでおきましょう。

クルマに薄口のレンチを積む時の問題点

薄口のレンチを用意しておくことで、ナットが回るようになりましたね。

これでもしもの時も安心です。

…でも待ってください。

薄口レンチ、十字レンチの事が多いんです。

十字レンチは、タイヤ交換の作業性も良く、最大4サイズのナットに対応できるという利点も有るので便利なお品ですが…、結構大きいんです。

自宅のガレージに入れておくんであれば、全く問題ないのですが、クルマに常備しておくとなると話は別です。

どこにしまっておきましょう?

トランクですか?ラケッジルームですか?不意を突いてシート下ですか?

実際にクルマに十字レンチを積もうとすると感じるんですが、十字レンチ、かさばるんです。

意外としっくりくる収まりのいい置き場所が見つからないんです。

十字レンチは車載工具には適さない形とサイズなんです。

次から、車載工具にぴったりのレンチをご紹介します。

車載工具にぴったりのレンチは?

おと
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もしもの時ように「薄口」のレンチを積んでおいた方がいい事はわかった。

その薄口のレンチは十字レンチの事が多いので、車載工具に適さないこともわかった。

ここまではわかりましたか?

ここからは車載工具にぴったりのレンチをご紹介します。

機能と便利さを兼ね備えた薄口対応モデルなので、きっと気に入っていただけると思います。

結論から言いますと、車載工具にぴったりのレンチはKDR スパーダ これ一択です。

これは私がもう十数年使っている、十字レンチです。

この十数年でクルマは3台ほど変わりましたが、クルマに積んでいるレンチはずっとこれです。

このKDRスパーダの魅力をお伝えしたいと思います。

KDR スパーダとは?

KDR スパーダは新潟県にある古寺製作所という会社で造られている十字レンチです。

携行に便利な世界初の一本に収まるクロスレンチとして、車載工具として使用している人も多いです。

世界初の支点を移動する構造で、「テコの原理」が使えるので、強い力の必要なタイヤ交換の時に楽に作業をすることが出来ます。

KDR スパーダの使用法

ではKDR スパーダの使用法を見ていきましょう。

KDR スパーダの収納時はこんな感じです。

おと
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十字レンチ?

どういう事?

まぁお待ちください。これから説明します。

専用袋から取り出すとこんな感じです。

まだイマイチわかりませんね。

分離させるとこのように2本のパイプになります。

太いグレーのパイプの中にシルバーのパイプが入っています。

これを合体させると…。

こうなります。

十字レンチになりましたね。

後は普通の十字レンチと同じように使用するだけです。

KDR スパーダの魅力

KDR スパーダのご使用方法はわかりましたか?

ここからは、KDR スパーダの魅力についてお伝えします。

何と言ってもコンパクト

KDR スパーダの1番の魅力は何と言ってもコンパクトに収納できる点でしょう。

薄型のレンチがタイヤ交換に必要だからと言って、車内に十字レンチを入れておくのは収まりが悪いです。

その点、KDR スパーダなら収納場所を選ばず、コンパクトに収納することが出来ます。

収納袋が付いている

収納時は布製の専用袋に入っています。この専用袋が有るだけで、取り扱いが非常に楽です。

特に車載工具としてクルマに常に積んでおく場合は、レンチむき出しよりも収納袋に入っていた方が、車内を汚したり、傷つけたりしないので重宝します。

*全てのモデルに収納袋が付いているわけではありません。

テコの原理が使える

KDR スパーダは世界初の支点を移動する構造で、「テコの原理」が使えるます。

支点を移動することで、「テコの原理」を利用して小さな力で大きなトルクを掛けることが出来ます。

上の画像のように支点を移動することで、楽々ホイールナットを緩めることが出来ます。

もちろん、支点を移動させても外れないように、細い方のパイプにガイドが付いています。

KDR スパーダを使う際の注意点

ここまでKDRスパーダの魅力をお伝えしましたが、一つだけ注意点もお伝えしておこうと思います。

収納に場所を取らず、スタイリッシュで「テコの原理」も使える。

車載工具として言う事なさそうですが、あえて一つだけ使用する際の注意点をお伝えします。

それは…。

おと
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勢いよく回すと、分離することが有る!

レンチにガイドとロックが有るので、もちろん普通に使えば分離することは無いのですが、通常のクロスレンチのように、手で弾くようにくるくる回すとレンチが分離することが有ります。

レンチが分離すると危険ですし、ホイールやボディーにキズを付ける可能性が有ります。

タイヤ交換にスピードを求める場合は、通常のクロスレンチを使った方が無難です。

私は通常のタイヤ交換の際、KDR スパーダを支点をずらして最初のホイールナットを緩める時だけに使っています。ナットが緩んだら、普通の十字レンチでくるくるして外します。

タイヤ交換しようとしたらレンチが入らない!?まとめ

今回は主にクルマのホイールを純正から社外品に交換した人に向けて、もしもの時の備えのお話をさせてもらいました。

以下にまとめておきます。

クルマのホイールを社外品に変えると、車載工具のレンチが入らなくなる理由と対策

社外品のホイールはナットホールが狭く、車載工具に多い、通常タイプの先端のレンチではナットまで届かない。

そんな時は、「薄口タイプ」のレンチを使えばレンチがナットまで届くようになり、もしもの時もタイヤを外すことが出来る。

「薄口タイプ」のレンチを車載工具にする問題点

「薄口タイプ」のレンチは十字レンチの事が多いです。車載工具にしようとするとすると…

  • どこに置くか困る
  • 収まりが悪い形
  • 意外と場所を取る

車載工具にKDR スパーダがおすすめの理由

  • コンパクト
  • 収納袋が付いている(付いていないモデルも有る)
  • テコの原理が使える。

KDR スパーダを使用する時の注意点

勢いよくクルクル回すと、分離することが有る

ドライブ中、突然のパンクなどで「タイヤを交換しなくちゃいけない。」そんな時に車載工具が使えないのではタイヤを外すことが出来ません。

ホイールを社外品に交換している人は、まず車載工具のレンチがホイールのナットホールに入るかどうかを、確認することをおススメします。

KDR スパーダはコンパクトで精度のいいレンチです。一度買ってしまえば、この先のカーライフでレンチを買い替える必要もそうそうないでしょう。

気になった方は、ぜひKDR スパーダを試してみてください。

通常の12HEX/17/19/21のタイプです。

こちらは9.5sqバージョンです。お持ちのソケットと組み合わせることで色々なボルト、ナットが外せるようになります。シートレールなどの高トルクのボルトを外すときに「テコの原理」が使えるのは強いですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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