工場勤務の服装は? 面接から通勤まで自動車工場の服装教えます。

身だしなみ

自動車メーカーの工場でのお仕事に興味がある方も多いと思います。

未経験歓迎、土日休みで福利厚生もしっかりしている、誰でも聞いたことのある自動車メーカーの工場。

今回は、工場で働くうえで気になる服装についてお伝えしたいと思います。

面接から通勤までの服装ルール、ポイントを知っていきましょう。

こんな人におススメの記事です。

  • 期間工募集の面接に、何を着ればいいかわからない。
  • 自動車メーカーの工場ではどんな服装で働くのか知りたい。
  • 自動車メーカーで働く前に自分で用意するものがあるのか知りたい

等々、自動車メーカーの工場での服装について気になっている人向けの記事です。

基本的に工場での勤務では、作業着と言われる決められた服装で働く事になります。

正社員でも、期間従業員でも、派遣社員でも最初の1セットは会社から支給されることが多いです。

ではこの決められた服装の内容を中心に、自動車メーカーの工場の服装について見ていきましょう。

面接の時の服装は?

まずは自動車メーカーの工場に働くには、その工場に採用されなくてはいけません。

採用されるためには面接に通過する必要があります。

面接の時には何を着ればいいのでしょう?

面接に応募した際に、「面接には○○の服装で参加してください。」と服装が指定された場合は、それに従いましょう。

服装の指定が無い場合は、面接にはスーツで臨みましょう。

派遣社員や期間工の募集に応募する人は、正社員応募では無いせいか、GパンやTシャツで面接に臨む人がいますが、これはやめた方がいいです。

本当にその工場で働きたいのであれば、面接にはスーツで臨みましょう。

スーツが用意できない場合は、極力シンプルな清潔感のある服装でもいいですが、最近は価格の安いスーツも有りますし、今後の為にも1着くらいスーツを用意しておくのも良いでしょう。

最近WEB面接も多くなっていますが、直接会わない画面越しの面接でもスーツを着ることをおススメします。(もちろん画面に映らないからといって上半身だけスーツはダメですよ。)

支給される服装は?

面接に無事通過して、工場で働く事が決まると、その工場で働く時の服装が支給されます。

正社員や期間工なら自動車メーカーの会社から、派遣社員なら派遣会社から支給されます。

自動車メーカーの工場では、配属部署によって多少違いは有りますが、基本的に最初に支給される服装は決まっています。

最初に支給される物は、帽子・ジャケット・ポロシャツ・ズボン・靴この5つが基本のセットです。

働く工場によって多少違いはありますが、この5つを基本セットと思っていいでしょう。(トヨタの期間工だと、ズボンは支給されません。)

実際に働き始めると、その部署に合わせた服装になっていきます。帽子がヘルメットになったり、安全靴が軽作業安全靴になったりと、働く職場に合わせた服装にカスタマイズされます。

次から支給される物の内容を軽く見ていきましょう。

①帽子

配属先の部署によっては、ヘルメットを着用する部署や、少し違う帽子を着用する部署も有りますが、普段使わないとしても、最初に支給された帽子は捨てずに必ずとっておきましょう。

というのも、働く部署が変わることも有りますし、普段の仕事場とは違う場所に行くことも有ります。勉強会や報告会などで、会議室に入るときなど、帽子が有ると無難です。

社員と、派遣、期間工で帽子のデザインが違うことも有ります。社員の中でも、職制や、資格でデザインが違うことも有ります。最初に支給された帽子が、今の自分のスタンダードなものです。

無くしたりすると自腹で購入することになります。気をつけましょう。

自動車工場の夏は、なかなかの暑さなので、ホントに滝のよう汗をにかきます。会社によっては帽子も夏用と、冬用が分かれている会社もあるようです。出来れば季節に合わせた帽子を使いたい所です。

仕事中に着用するので、もちろん頭にも汗をかきます。帽子で蒸れるので毎日同じ帽子を被っていると臭くなりやすいです。出来れば2つくらい帽子を用意して、ローテーション出来ると不快感無く仕事ができます。

最初支給されるのは、自分の立場にあったスタンダードな冬用の帽子です。

②ジャケット

ジャケットは夏用と、冬用に分かれていることが多いです。

夏用は生地が薄く、冬用は生地が厚いです。「夏用はとても涼しく快適!」「冬用はこれ1枚で温かい!」……なんてことは無いので、期待しすぎないでください。

最初支給されるのは冬用のジャケットです。仕事中は着ることが少ないので、冬用の1枚だけでも、やりくりできます。

③ポロシャツ

ポロシャツも夏用、冬用に分かれています。半袖、長袖の違いだけでなく、速乾性の素材のものが有る会社も有ります。

ポロシャツは、仕事中ずっと着ているので快適なものを選びたいです。特に夏はとても汗をかくので、夏用のポロシャツは2、3枚用意して、ローテーション出来ると、快適に仕事できます。

汗をたくさんかいたポロシャツに、翌日の朝、袖を通すのは苦痛でしかありません。

職場によっては半袖が禁止の所も有るので、注意しましょう。

最初支給されるのは冬用の長袖ポロシャツです。

④ズボン

ズボンも夏用、冬用で分かれています。職場によって、混紡や綿など素材が指定されることも有ります。

トヨタの期間工はズボンが支給されないようです。「ズボンも支給してよ~。」とも思いますが、制限はあっても自分で仕事中に履くズボンを選べるのは、メリットも有ります。

ワークマンなどで、安めの作業ズボンは売っていますし、予算に合わせて素材やデザインを選べるのはメリットと言えるのではないでしょうか?指定の作業ズボンよりも安めに良いものを選ぶことも可能です。

夏季を考えると、ズボンも2、3枚でローテーションしたいところです。

トヨタの期間工以外は最初、冬用のズボンが支給されることが多いです。

⑤靴

最後は靴です。靴に関しては配属先によって、だいぶ変わってきます。

革製の安全靴や、スニーカータイプの軽作業安全靴、静電防止の靴など働く職場によって、支給されるものも変わってきます。

最初支給されるのは、革のスタンダードな安全靴を支給されることが多いようです。普段は履かないとしても一応とっておきましょう。

その他

以上の5点が基本のセットになります。最初に支給されるものなので、自分の配属先では使わないものも有るかもしれませんが、一応すべて捨てずにとっておきましょう。

基本の5点以外でも、職場に配属された後、支給されるものも有ります。

手袋、腕カバー、手首サポーター、膝サポーター、エプロンなど、支給されるものは配属先によって様々です。

こちらは、けが防止、安全性向上の役割が大きいようです。支給されたものをしっかりと着用しましょう。

自分で用意するといいものは?

自動車メーカーでの働く時の服装は、基本的に支給される物だけで大丈夫です。

洗濯の都合もあるので後から自分で買い足す必要や、派遣会社に貰う必要はありますが、基本的には支給される物だけで大丈夫です。

とは言え快適に働くために、用意しておいた方がいいものもあります。

自分で用意するといいものも見ていきましょう。

①インナー

ポロシャツの下に着るインナーはあった方がいいです。

人によっては、ポロシャツを直に着る人もいますが、夏、冬問わずにインナーは着用することを、おススメします。

特にお勧めなのは吸収、速乾のインナーです。夏はもちろん冬も仕事中、汗をかくので、綿100%のインナーですと休憩中や、仕事終わりに汗冷えしてしまいます。

吸収、速乾のインナーですと、汗も直ぐに乾くので、ポロシャツの中が快適に過ごせます。消臭効果が有ったりもするので、仕事中のインナーには最適です。

②インソール

インソールも有った方が、快適に仕事できます。

自動車メーカーの工場で働くと、基本的には1日中立ち仕事になります。

立ち仕事の疲れを軽減するためには安全靴にインソールを入れておくのがいいです。

最近はだいぶ改良が進んでいますが、安全靴は基本的に安全≧快適性のことが多いです。

安全性を重視して、履き心地はあまり良くないものもあります。

この履き心地イマイチの安全靴で疲れにくく仕事をするためには、インソールが効果的です。

インソールを入れることで、フィット感やクッション性が向上して、立ち仕事が楽になります。

インソールを入れることによって、通気性の悪い安全靴の臭い防止効果も期待できるので、インソールは用意しておきたいところです。

③靴下

意外と盲点なのが靴下です。

会社によってですが、短い靴下はNG。

おと
おと

靴下はくるぶしが隠れていること!

というルールが有るところが有ります。

屈んだ時などに足首やくるぶしの肌が見えたら完全アウトです。

最近は、靴を履いた時に靴下が見えないように、かなり短めの靴下も有ります。

人によっては、「短い靴下しか履かない。」という人もいるかもしれませんが、自動車メーカーの工場では短い靴下ではダメです。

くるぶしが隠れるくらいの長さの靴下は用意しておきましょう。

通勤時の服装は?

自動車メーカーの工場では、作業着を着て通勤するのがNGの所が多いです。

と言うか、規模の大きな工場の多くは作業着通勤NGです。

おと
おと

作業着は工場内で仕事をするときに着用するもの!

と、認識しておきましょう。

通勤には私服を着用して、ロッカーで作業着に着替えるようにしましょう。

これが自動車メーカーの工場のルールです。

面倒かもしれませんが、最低限ズボンを履き替え、パーカーを羽織るなどして作業着が見えないようにしましょう。

こうしておけば、通勤時に汚れた作業着で車やバスのシートを汚すこともありませんし、においも気になりません。仕事帰りに気軽に寄り道することもできますし、気分を仕事モードからプライベートモードに変えることもできます。

作業着通勤NG。通勤は私服でする。

これがルールです。

大人になってから、通勤の服装の事なんかで注意されたくないですよね?

たいした手間では無いので、ルールはしっかり守りましょう。

まとめ

今回は自動車メーカーの工場で働く時の服装について、まとめました。

特に難しい、変わったルールは無いと思います。

ポイントをまとめておきます。

  • 面接はスーツで受けるのが間違いない。
  • 働く時の服装は支給される(トヨタ期間工のズボンは除く。)
  • 支給されないけど、用意したほうがいいものもある。
  • 通勤は私服

基本的には、働く際の最低限の服装は最初に支給されますので、働く前に自分で絶対に用意しておくべきものは有りません。

働き始めてから、洗濯する周期などを考えて自分で必要数をそろえる感じでいいと思います。(作業服は会社の売店で売っていることが多いです。)

とりあえず、くるぶしまで隠れる靴下を用意して、自動車メーカーの面接を受けてみるのはいかがですか?

給料高めで休みも多め、寮に入れば家賃、光熱費もかからず、支出も抑えられる。

「まだやりたいことが決まっていない。」「お金を貯めたい。」そんな人には理想の生活、自動車メーカーの期間工はいかがですか?

期間工になるなら派遣会社経由が絶対おススメです。合格率や祝い金に差が付く場合がありますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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