夜勤のメリット・デメリット 工場勤務が夜勤に対して感じていること。

工場の交代勤務

皆さんは夜勤に対してどんなイメージをお持ちですか?

おと
おと

…つらそう。

…眠そう。

…早死にしそう。

あまり良いイメージが無い人がほとんどだと思います。

今回は、「夜勤の仕事に興味がある。」「これから働く職場で夜勤がある。」人に向けて、夜勤のメリット・デメリットをお伝えします。

良いイメージの少ない夜勤…でも良い所も、もちろん有ります。

実際に夜勤を10年以上経験して、実感していることをまとめました。

こんな人におススメの記事です。

  • これから働く職場で夜勤・交代勤務が有る。
  • 夜勤で働くメリット・デメリットを知りたい。
  • 夜勤のモチベーションを上げたい!

夜勤のメリット・デメリットを比べて、自分の中でメリットの方が大きいのであれば夜勤の職場に飛び込むのも有だと思います。

では、夜勤のメリット・デメリットを見ていきましょう。

昼勤と夜勤の違い

夜勤の仕事と言うと、どんな仕事を思い浮かべますか?

コンビニの店員さん、深夜の道路工事の作業員さん、ビルの警備員さん、看護師さんなど、
世の中は、夜勤で働く人に支えられています。

あまり関りが無い人は知らないかもしれませんが、工場勤務で夜勤をしている人も多いのです。

会社にもよりますが、夜勤と昼勤の違いは働く時間帯が違うだけのことが多いです。

端的に言うと、昼勤でやっている仕事を、夜中にやるだけです。

この働く時間が違うことで、どんなメリット、デメリットが出てくるかを見ていきましょう。

夜勤のメリット

まずは夜勤をすることのメリットです。

メリットが無いと、一般の人が寝ている時間に仕事をする「夜勤」なんて誰もやりたくないですよね。

夜勤をすることのメリットはこちら

  • 給料が増える
  • 平日の昼間に動ける時間が有る
  • 残業が少ない
  • 気分的に楽
  • 人によっては、家族と触れ合える時間が増える

夜勤をすることのメリットで大きなものはこちらの5点です。

順に見ていきましょう。

夜勤のメリット 給料が増える

夜勤の1番のメリットは、何と言ってもこれでしょう。

給料が増えます!

夜勤をすると、貰えるお金が増えるのです。

労働基準法第37条第1項の「時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令」にしっかりと定められているので、間違いないです。

労働基準法では深夜労働(午後10時~午前5時)の割増賃金率は2割5分以上とされています。

簡単に言えば昼勤で時給1000円の仕事が、夜勤で働けば時給1250円になります。

時給が25%アップ。大きいですよね。

昼間専属で働いている人と働く時間は同じでも、給料には大きく差が付いてきます。

おと
おと

工場勤務ですと、夜勤手当+交代勤務手当で1ヵ月4~5万円くらい貰えたりします。

夜勤のメリット 平日の昼間に動ける時間が有る

土、日休みの仕事だと銀行、市役所、病院等、基本的に平日の日中しかやっていない施設には、行きにくいです。

そこで、夜勤のメリット2つ目です。

夜勤をすると、日中に自由な時間が出来ます。

夜勤の初日の日中に銀行に行ったり、夜勤明けで仮眠をしてから病院に行ったりと、仕事を休むことなく、予定をこなすことが出来ます。

おと
おと

銀行、市役所、病院なんでも来い!

その他にも、買い物やジムでのトレーニングなど、休日に混雑が予想されるところに、平日の昼間の空いている時間に行くこともできます。

もちろん睡眠時間の確保が最優先ですが、平日の昼間に自由に使える時間が有ることは、使い方によってはとても便利です。

夜勤のメリット 残業が少ない

夜勤が有るということは、基本的に交代勤務です。

交代勤務ですと、残業時間も比較的短くなります。

どんなに忙しくても決まった時間になると、次の勤務の人が来るので、引継ぎをして交代することが出来ます。

残業時間も、長くて〇〇時間と、上限が決まってきます。

交代勤務でない1直のみの働き方ですと、自分と交代する人がいないので、「決められた仕事が終わるまで時間無制限でやりきる!」ような働き方の会社も有ります。

俗にいうブラック企業です。

交代勤務のある会社は、勤務時間の面ではブラック企業になりにくいです。

あまり残業をしたくない方にも夜勤はおススメです。

夜勤のメリット 気分的に楽

昼勤に比べて、夜勤の方が楽な気分で働けることが多いです。

多くの会社では、夜間は基幹職がいません。

そう。色々とうるさい上司がいないんです。

その上、突然の来客、突発のオーダー、うるさい電話等、日々ストレスの元になっている事が起こりません。

邪魔されずに任せられた仕事を淡々とこなせばいいのです。

昼勤に比べて、「リラックスして働ける。」これも夜勤のメリットの1つです。

夜勤のメリット 人によっては、家族と触れ合える時間が増える

これは本当に人によると思いますが、人によっては家族と触れ合える時間が増えます。

私の家は妻と幼児の3人暮らしですが、昼勤で残業をして帰るとほぼ子供と触れ合う時間は有りません。

朝、子供が起きる前に家を出て…。

夜、子供が寝る直前に帰宅するような生活です。

まだ子供が幼児で、就寝時間が早く仕方がない事なのですが、少し寂しいです。

その点夜勤をすると、少し早起きをするだけで子供と触れ合う時間がとれます。

夕方に起きて、子供と遊んでから仕事に行く。

少し後ろ髪引かれる思いですが、子供的には私が夜勤の方がうれしいみたいです。

小さい子供がいる方は、以外と夜勤の方が子供と触れ合えるかもしれませんよ。

夜勤のデメリット

夜勤をすることのメリットはわかりましたか?

続いては夜勤をするデメリットです。

夜勤で働こうと考えている方は、メリットだけでなく、デメリットについても詳しく知ったうえで働く事をおススメします。

夜勤をすることのデメリットはこちら

  • 眠りたいのに眠れない
  • 生活リズムが乱れやすい
  • 周囲の人と予定が合わない
  • 通勤時、憂鬱になる
  • 近所の人の目が痛い

夜勤をすることのデメリットで大きなものはこちらの5点です。

順に見ていきましょう。

夜勤のデメリット 眠りたいのに眠れない

夜勤をすることの1番のデメリットは「眠りたいのに眠れない」ことです。

夜勤をすると、夜通し働くので日中に眠ることになります。

ほとんどの方が遊びや勉強、仕事で徹夜をした後心身ともに疲れきって、「朝寝て起きたら夜だった。」なんて経験は有ると思います。

夜勤で勤務するとこの徹夜と同じように、毎日朝に寝て、夕方起きる生活をすることになります。

これが意外と難しいのです。

おと
おと

体は疲れているはずなのに、うまく眠れない。

眠りについても直ぐに起きてしまう。

ベッドに入ると目がさえる。

夜勤で働くとこんな悩みを持つ人も多いです。

周囲の環境、体のリズム的にも良い睡眠をとりにくく、「眠りたいのに眠れない」状態になりやすいです。

昼勤で働く時以上に、夜勤では睡眠について真剣に向き合う必要が有ります。

夜勤のデメリット 生活リズムが乱れやすい

人間の体には体内時計が内蔵されています。

大昔から、太陽が昇ったら活動して、太陽が沈むと眠る生活を続けてきました。

この大昔からの生活リズムを、夜勤をすることで自ら崩すことになります。

本来眠るはずの夜に活動して、本来活動するはずの昼間に眠る。

体内時計にセットされた時間を自ら狂わせるので、脳と身体のアンバランスが生じ生活リズムが乱れます。

おと
おと

眠れない!

食欲ない!

やる気も出ない!

こんな状態になりやすいです。

自分なりの夜勤での生活リズムを探していきましょう。

また夜勤では、昼勤で働く時以上に自分の体調に注意をはらいましょう。

夜勤のデメリット 周囲の人と予定が合わない

夜勤は、周りにいる人と予定が合いにくくなります。

飲み会のお誘いや、デートのお誘い等を、夜勤が理由で断ることが多くなります。

残念なことに楽しそうな予定の多くは夜です。

数回断ると、どんどん疎遠になっていきます。

夜勤のメリットの「人によっては、家族と触れ合える時間が増える」と矛盾しますが基本的に家族との交流も、とりにくくなります。

家族がゆっくりと集まれる夕食時に、いないのであれば当然ですよね。

子供が小さいうちは以外と夜勤の方が家族と交流できますが、ある程度の年齢になってくるとやはり夜勤は家族と交流がとりにくくなります。

意識して周囲の人、家族と交流するようにしましょう。

放っておくと、「あの人はいないのが当たり前。」になってしまいます。気を付けましょう。

夜勤のデメリット 通勤時、憂鬱になる

交代勤務の夜勤の出勤時、少し憂鬱になります。

周りの人は、仕事が終わって笑顔で家に帰っていくのに、自分はこれから仕事……。

特に、金曜日の週末の夜勤は、仕事終わりの人のテンションと反比例して、出勤時のテンションは低いです。

仕方がないこととは、わかっていますが、やっぱり夜勤の出勤時はちょっと憂鬱になりやすいです。

夜勤のデメリット 近所の人の目が痛い

これは感じ方の問題ですが、交代勤務で日中、家にいたりすると近所の目が痛いことが有ります。

気のせいかもしれませんが、「あの人、働いていないの?」とか「朝から、なんで酒飲んでるの?」とか思われてそうな気がします。

近所の人、1人1人に説明するわけにもいかないので、あまり日中は出歩かない方がいいかもしれません。

気にしなければ、特に問題は無いです。

夜勤のメリット・デメリット まとめ

今回は夜勤のメリット・デメリットについてお伝えしました。

以下にまとめておきます。

夜勤のメリット

  • 給料が増える
  • 平日の昼間に動ける時間が有る
  • 残業が少ない
  • 気分的に楽
  • 人によっては、家族と触れ合える時間が増える

夜勤のデメリット

  • 眠りたいのに眠れない
  • 生活リズムが乱れやすい
  • 周囲の人と予定が合わない
  • 通勤時、憂鬱になる
  • 近所の人の目が痛い

ここに上げた以外でも、小さなメリット、デメリットは沢山あります。

上に上げたメリット、デメリットは夜勤で働く多くの人に当てはまるものです。

夜勤未経験で夜勤に興味がある方は、メリット・デメリットを把握したうえで、とりあえず夜勤で働いてみてはどうでしょう?

実際に働いてみて、わかることも多いと思います。

夜勤のメリット、デメリットはわかって夜勤に興味はあるけど…

「なかなか自分の好みの勤務先が見つからない。」「誰かに相談しながら勤務先を決めたい。」

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一言で「夜勤有り」と書いてあっても勤務時間や待遇も様々なので、相談しながら勤務先を決められるのは心強いです。

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夜勤をすれば、働く時間は変えずに収入アップを期待できますよ。

では最後に………。

おと
おと

夜勤をすれば働く時間は同じで時給25%以上アップ!

ありがとうございました。

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