夜勤で働いている方。
つらい夜勤お疲れ様です。
夜通し働いて、疲れた体にキンキンに冷えたビールを流し込む。
お酒好きな人にとって至福の時ですね。
でもちょっと待ってください。

きちんと眠れてますか?
疲れ、とれていますか?
夜勤では昼勤以上にお酒との付き合い方に慎重になる必要が有ります。
夜勤で元気に働くためにも、身体の健康のためにも、お酒をこれからも楽しむためにも、夜勤時のお酒との付き合い方を考えてみませんか?
結論から言うと、夜勤とお酒の相性は悪いです。

…でもお酒飲みたいんです…。
そんな人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
夜勤でお酒を飲むときのポイントについて解説しています。
ポイントは量と水とタイミングです。
ポイントを抑えてお酒を楽しみ、夜勤を乗り切りましょう。
夜勤とお酒の相性 お酒が夜勤に与える影響

なぜ夜勤とお酒の相性が悪いのでしょう?

それはお酒が夜勤時の睡眠の質を下げるからです。
夜勤では睡眠の質が下がりやすいです。
この睡眠の質の低下に拍車をかけるのが飲酒なんです。

お酒を飲むと眠くなるから、夜勤明けこそお酒を飲むべきでは?
確かに、お酒を飲むことによって眠くなる効果は有りますが、その眠りは浅い眠りです。
睡眠環境が悪い日中の睡眠時では、簡単に覚醒してしまいます。
お酒を飲むことの影響はこちら
- 体内から水分が奪われ喉が渇きやすくなる。
- 利尿作用によってトイレが近くなる。
- いびきをかきやすくなり、呼吸がしにくくなる。
- アセトアルデヒドの覚醒作用によって深い眠りは減って浅い眠りが増える。
等々
夜勤で睡眠をとる時は、日中に眠ることになるので音や光などの影響を受け、ただでさえ睡眠途中で起きやすい状態になります。
ここにお酒の力が加わると、睡眠途中で起きる可能性をさらに上げることになります。
夜勤で寝れない。寝ても直ぐに起きてしまう。とお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。
夜勤時のお酒との付き合い方
では夜勤でのお酒との付き合い方を見ていきましょう。

ポイントは量と水とタイミングです。
この3つのポイントを抑えることで、夜勤での睡眠の質の低下を最小限にできます。
それぞれ見ていきましょう。
適正な飲酒量を知ろう


自分の適正な飲酒量を知っていますか?
もちろん性別や、体格、年齢など、人によって個人差は有ります。
一般的なガイドとしては厚生労働省によると、1日平均純アルコールで20g程度です。

平均純アルコール20g?
純アルコール20gはこのくらいの飲酒量
- ビール(5%)
- 日本酒(15%)
- ワイン(12%)
- チューハイ(7%)
- ウィスキー(43%)
- 焼酎(25%)
- 500ml
- 180ml
- 200ml
- 350ml
- 60ml
- 100ml
どうですか?
お酒好きな人から見れば、少し少ないような気がしませんか?
個人差もあり、あくまでも目安ですが国が適量と言っているのはこのくらいの量です。
目安として知っておきましょう。
飲みすぎると、睡眠の質を下げることは間違いないです。

・夜勤明けの方が、家族も家にいないからゆっくりと飲める。
・二日酔いにならなければ、飲みすぎではない!
こんな風に思っている人、適量を意識して飲みすぎに注意しましょう。
また、休肝日を作ることも大切です。
休肝日に関しては色々な考え方が有り、

・1週間に1~2日の休肝日を推奨します。
・休肝日の有無よりも、1週間の合計の飲酒量が問題です。
等、専門家でも意見が分かれるところですが、飲酒量を自分でコントロールするためにも休肝日は意識的に設けたほうが良いです。
休肝日を作るのが難しい方や、ついつい飲みすぎてしまう方には、ノンアルコール飲料がおススメです。最近は種類も豊富で、おいしいものも増えているので、気に入るものがきっとあります。
ふるさと納税の返礼品でも色々とあるので、まだ試したことが無い方は一度試してみてはどうですか?
お酒と同量の水を飲もう

お酒をついつい飲みすぎて、二日酔いになった経験がある人も多いのではないでしょうか?
二日酔いは、肝臓でアルコールを分解する際に発生する「アセトアルデヒド」という成分が原因でおきる、吐き気や頭痛などです。
この「アセトアルデヒド」を薄めるには水分補給が効果的です。
水分補給のタイミングは
- お酒を飲む前
- お酒を飲んでいる時
- お酒を飲んだ後

ペコペコのお腹で、カラカラの喉で、ビールを一気飲み!
こんな飲み始めはダメです!
確かに喉カラカラで、流し込むビールは美味しい気がしますが、止めておきましょう。
お酒を飲む前には、まずはアルコールの入っていない水などの水分を飲みましょう。
お酒を飲んでいる最中も、テーブルに水などを置いて、お酒と同量の水分を飲むように心がけましょう。
お酒を飲んだ後、そのままベッドに向かうのではなく、就寝前にも水分補給をしておきましょう。

水分とりすぎの気がしますか?
アルコールを分解するためには水分が必要ですが、お酒には利尿作用が有ります。
どんどん尿で水分が体外に出ていっていしまうので、水分は意識的に多めに摂るようにしましょう。
飲み会などで、人と飲んでいる時は気が引けるかもしれませんが、夜勤明けで1人で飲んでいる時なら、お酒とお水を交互に飲んでいても問題はないでしょう。
お酒の量を減らす効果も期待できますよ。
水道水をそのまま飲むのはちょっと…。でもミネラルウォーターを毎回買うのも重いし、ゴミも増えるし…。
そんな方へ、自宅で美味しい水を飲むのならウォーターサーバーが手軽でしょう。
ウォーターサーバーと言うと、ボトル式を思い浮かべる方も多いと思いますが、
- ボトル重くないですか?
- 予備ボトル置く場所困りませんか?
- 追加注文面倒では無いですか?
- 料金気になって、節水してませんか?
こんな方には、次世代「水道直結型」のウォーターサーバーがおススメです。
安心安全の水が定額でお好きなだけ使えます。

お酒を飲むタイミングに気を付けよう

お酒を飲むタイミングにも気を付けたいところです。
お酒を飲むのは就寝時間の2時間前までにしましょう。
お酒を飲んでそのまま寝落ちは絶対NGです。
寝酒も控えた方がいいでしょう。
寝落ちや寝酒でスムーズに眠りに入れたと思っても、睡眠中も肝臓はアルコールの分解で全開に働いています。またアルコールが分解されて血中のアルコール濃度が下がると、睡眠が浅くなり、覚醒しやすくなります。
お酒の利尿作用によって、トイレに起きる回数も増えます。
夜勤明けで疲れていると、帰宅してリラックスしたら直ぐに眠くなることも有るでしょう。
そんな時は習慣で、惰性でお酒を飲むのはやめて、早めに眠りにつくほうが良いです。

眠いな。と思った日は休肝日にすることをおススメします。
夜勤とお酒の相性は? まとめ

今回は夜勤時のお酒との付き合い方について解説しました。
夜勤では昼勤に比べて睡眠の質が低下しやすいです。
眠りにくいからと言ってお酒を飲むことは一見、スムーズに入眠出来て良い事のように思えますが、実は悪手です。
夜勤で元気に働くためにも、身体の健康のためにも、お酒をこれからも楽しむためにも、夜勤でのお酒との付き合い方を見直すことが大切です。
夜勤でのお酒との付き合い方のポイントは以下です。
- 適正な飲酒量を守る
- お酒と同量の水を飲む
- 就寝2時間前までにお酒を飲み終える
美味しく、楽しいお酒を長く楽しむためにも、上のポイントを意識してお酒と良い関係を築いていきましょう。
夜勤で精神的につらい人は、こちらの記事もご覧ください。
夜勤とうつ病との関係について書いてあります。
夜勤初日の過ごし方でお悩みの方は、こちらの記事も参考になるかと思います。
では最後に………。

帰宅後、眠いと思ったら休肝日に!
ありがとうございました。
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